部屋にマッチョの霊がいます1巻感想!「アラサー女子の家にマッチョな霊!愛と癒やしの物語」

 

生涯未婚率が高くなった近年、お一人様を決め込んでひきこもる人も増えてきたのではないでしょうか。

寂しい人が増えたと思う一方で、コミュニケーションが得意ではない所謂コミュ障な人にとっては寧ろありがたい世の中になったのかもしれません。

 

アニメや漫画など、人に邪魔されず好きな事に没頭できれば寂しいと思う事もなく、寧ろ誰かに縛られて生きているよりずっと楽で良いのではないか、。

 

本作の主人公、前田木葉もそんなお一人様。コミュ障でひきこもり気味で、アニメが好きなアラサー女子です。

そんな木葉の部屋に 突然、マッチョでオネェな霊アッコが現れます。アッコはコミュ障な木葉を心配してやたらとお節介を焼くのですが、彼女にとってはありがた迷惑。

 

おまけに筋トレや食事の指導も入ります。インドア派で食事もロクに気にしない彼女にとっては、一人でアニメばかり見ている方が気は楽。家からは出たくない、しかし家には幽霊がいる。どうしたら良いのでしょうか。

 

 

木葉は自身の平穏の為にアッコを追い払おうとしますが、地縛霊な為かアッコは自分からは出て行けません。

塩は効かないし成仏もできない、誰かに相談しようにもぼっちな彼女にツテはありません。

 

しかし、アッコは筋トレを押し付けお節介もしますが悪い人(霊)ではありません。平穏にアニメを見たい木葉は、アッコと協力して彼女(?)が成仏する道を模索します。

 

 

基本的にぼっちでコミュ障な木葉ですが、決して一人でいて全く寂しくないわけではありません。

 

やはり共通の趣味を語り合える友人が欲しいと思っています。そんな彼女は職場の先輩である優しい女性と親交を深めたいと考えているのですが、中々上手くいきません。

コミュ障あるあるですが、話が一方通行になってしまったり、肝心な時に限ってパニックになって口を開けない。

職場には優しい先輩の他にも、怖くて苦手な後輩の女の子がいる事もあり、萎縮して余計に上手く行きません。

 

アッコはそんな木葉の事を心配し、様々なアドバイスを送るのです。筋トレの指導と共に。

 

 

そんなアッコのお節介のおかげか、木葉は徐々に周囲の人間と打ち解けようと努力をします。

今一歩親交を深められなかった先輩との会話は一方通行ではなくなっていき、後輩とも少しずつ会話ができるようになります。

 

勿論、いきなり全部が上手く行くわけではありません。相変わらず優しい先輩を目の前にして緊張するし、怖い後輩の前では萎縮してしまいます。

しかし、彼女は少しずつ変わっていきます。

 

アッコはそんな木葉を優しく(時にウザったく)見守ります。

一見すると色物に見えますが、何だか暖かくてハートフルな物語。

 

一人ぼっちの方が気楽で良い、でも本当は誰かと一緒に居たい。そんな人にお勧めの一作です。


 

 


 

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