スラムダンクが新装再編版が出版されたということでSLAMDUNKの魅力を改めて語ってみた

 

6月1日に新しく描きおろしで出版されることになったバスケ漫画の王道、スラムダンク。

 

1990年に執筆された漫画がなぜ今も人気なのか?なぜ作者の井上雄彦は天才と言われているのか?スラムダンクファンである私が好きなシーンとキャラクターを交えながら、スラムダンクの魅力について紹介する。スラムダンク、めちゃくちゃ面白い。

 

あらすじ

 

街で有名な不良集団である桜木軍団。そのリーダーである桜木花道は喧嘩では負けなしだが、恋では勝ち無し。今までで50回連続で女の子にフラれ、落ち込んでいる花道に赤木晴子(ハルコさん)が声をかける。

彼女に恋をした花道はハルコさんの誘いを受けて、湘北高校バスケットボール部に入部するのであった。ハルコさんを振り向かせたくて始めたバスケットボールにしだいにのめりこんでいく主人公と、全国大会優勝を目指すバスケ部員たちの青春漫画である。

 

スラムダンク熱は美しい幕引きによるものである

 

スラムダンクは全部で31巻だ。決して短い方ではない。読者の中にはスラムダンクのピークはどこなのだろうと考える人がいると思う。結論から言おう。

 

31巻だ。スラムダンクは作品のピークを最後に持ってきて、それ以上(良い場面を)描けないというというところで漫画を終わらせている。

そしてこの漫画には続編は一切ない。だが、それがこの漫画の良いところだともいえる。実際に当初のスラムダンクは人気絶頂で、欲を張ればもっと長く継続することはできただろう。

 

だが井上先生はそれをしなかった。漫画の一番良いところで終わらせることで、読者の熱が冷めることができず、今でも根強いスラムダンクファンが多いのだろう。私もその一人だ。

 

この作品の良いところは読者に媚びない登場人物

 

スラムダンクの一番良いところを一つ挙げろと言われたら、私は間違いないこう答える。「キャラクターが読者に全く媚びないところ」だと。

 

漫画家は執筆するときに、どういう風に描けば読者が喜ぶのか考えるものだと思う。こういう展開にすれば注目されるだろう。

可愛い女の子を載せてウケを狙おうとか。決して間違った考えではないが、その描き方だと作者が想像している登場人物と実際に描いているキャラクターに違いが生じてしまうといった問題がある。自分が描いた世界に他社の価値観が介入してしまうからである。

 

そのズレが不協和音となって作品の魅力にキズがついてしまうのだ。一方井上先生の場合「頭の中で登場人物が勝手に動くのでそれに合わせて執筆をしている」のだそうだ。

スラムダンクには小洒落たセリフなどはいっさいないが、三井寿の「安西先生…バスケが…したいです」や赤木晴子の「バスケットはお好きですか」など、漫画史にのこる名言は数えきれないほどある。スラムダンクという世界を自由に駆け回る登場人物たちの心から出た行動や、自然なセリフが読者の心にズバっと刺さるのだろう。

 

 

桜木軍団が魅力的

先ほど説明したように、スラムダンクのキャラクターは魅力で溢れている。主人公の桜木花道をはじめ、ライバル関係である流川楓、高校バスケットボール界最強のエースの沢北栄治などたくさんのキャラクターを、多くのサイトが紹介している。

 

そのなかでも今回は桜木軍団を紹介したい。桜木軍団とは主人公の桜木花道と相棒(という言い方が良いのだろうか)の「水戸洋平」を筆頭とする不良軍団だ。主人公の花道以外のメンバーはバスケ部というわけでもないが、ところどころの場面でスパイスを効かせてくれるなくてはならないキャラクターだ。

 

そのなかでも私が好きなのは、第7巻のシーンだ。学校の不良に目をつけられたバスケ部の「宮城リョータ」はリーダー格の「三井寿」を殴りつけたことにより、しばらくバスケ部の練習に参加できなくなっていた。そして謹慎がとけコートに戻った宮城に、不良達がお礼参りしにきたという話。彼らの暴力により、怪我をされられていく部員たち。バスケ部存続の危機に、彼らが立ち上がるのだ。

 

このシーンだけでも彼らの魅力が伝わるのではないだろうか?彼らは突然バスケ部に入った花道を笑顔で応援し、要所要所で助けてくれる。これは漫画界最強の友情だ。

 

最後に

今回はスラムダンクについての私の所感を述べさせてもらった。とても熱くなってしまったかもしれないが、実際この漫画は熱いのだ。

 

今でも「スラムダンクの話なら永遠にできる」という熱狂的なファンがたくさんいるほどの作品。再出版されたこの機会に、読んだことのない人はぜひ、この色褪せない名作を読んでいただきたい。

 


 

 


 

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